修繕依頼フォームをGoogleフォームで作る方法|不動産管理会社向け
この記事の
要約・結論・論点
こんな方に読んでほしい
- 入居者からの修繕依頼を電話・紙で受け付けている管理会社の担当者
- Googleフォームでの受付フローを構築したい不動産管理会社
- 物件情報や写真を含めた依頼内容を整理したい担当者
修繕依頼の受付を電話・紙で行うと情報が抜けやすい
入居者からの修繕依頼を電話で受け付けると、物件名や部屋番号の聞き間違い、故障箇所の説明不足などが起こりやすく、現地に行くまで実際の状況が分からないことも少なくありません。紙の受付票も、書式が担当者によってバラバラになりがちです。
Googleフォームを使えば、必要な項目をあらかじめ決めておき、入居者に入力・写真添付してもらう形で修繕依頼を受け付けられます。ここでは、物件名・部屋番号・故障箇所・写真・緊急度を含めた修繕依頼フォームの作り方を解説します。
修繕依頼フォームに入れておきたい項目
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項目 |
推奨する質問形式 |
設定のポイント |
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物件名 |
プルダウン |
管理物件が多い場合は一覧から選択できるようにし、入力ミスや表記ゆれを防ぐ |
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部屋番号 |
記述式(短文) |
数字のみ入力してもらいたい場合は「回答の検証」で数値のみに制限できる |
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連絡先 |
記述式(短文) |
折り返し連絡用に電話番号・メールアドレスを必須項目にする |
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故障箇所 |
チェックボックス |
水回り・電気・鍵・エアコン等の代表的な箇所をあらかじめ用意し「その他」も追加 |
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故障の状況 |
記述式(段落) |
「いつから」「どのような状態か」を書いてもらえるよう説明文で誘導する |
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写真 |
ファイルアップロード |
状況が伝わる写真を添付してもらう。ただし回答者側にログインが必要になる点に注意 |
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緊急度 |
ラジオボタン |
「至急」「早めに」「急がない」など対応スピードの目安を選べるようにする |
Googleフォームでの作成手順
-
1
Googleフォームを新規作成し、タイトルと説明文(「修繕依頼フォーム」「故障箇所の写真があるとスムーズです」等)を設定する
-
2
「物件名」の質問を追加し、質問の種類を「プルダウン」に設定して管理物件を選択肢として登録する「物件名」の質問を追加し、質問の種類を「プルダウン」に設定して管理物件を選択肢として登録する
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3
「部屋番号」の質問を追加し、質問の種類を「記述式」に設定する。必要であれば回答の検証で数値のみ入力に制限する「部屋番号」の質問を追加し、質問の種類を「記述式」に設定する。必要であれば回答の検証で数値のみ入力に制限する
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4
詳細を記入
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5
「連絡先」の質問を追加し、電話番号またはメールアドレスを必須項目として設定する
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6
「故障箇所」の質問を追加し、質問の種類を「チェックボックス」に設定して代表的な箇所(水回り・電気・鍵・エアコン等)と「その他」を用意する
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7
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8
「写真」の質問を追加し、質問の種類を「ファイルアップロード」に設定する
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9
「緊急度」の質問を追加し、質問の種類を「ラジオボタン」に設定して対応スピードの目安を選べるようにする
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10
設定タブから回答をスプレッドシートにリンクし、フォームを公開する
ファイルアップロード機能を使う際の注意点
写真を添付してもらう「ファイルアップロード」の質問は、Googleフォームの仕様上、回答者がGoogleアカウントへログインしていないと利用できません。管理会社が入居者向けに一般公開する形の修繕依頼フォームでは、この点をあらかじめ考慮しておく必要があります。
- 入居者の多くがGoogleアカウントを持っている前提であれば、そのままファイルアップロードの質問を利用する
- アカウントを持たない入居者にも対応したい場合は、写真は別途メール添付やLINEでの送付を案内する運用にする
- ファイルの保存先はフォーム作成者のGoogleドライブ内に自動でフォルダが作成されるため、保存容量と共有範囲を事前に確認する
ログインを必須にしたくない場合、ファイルアップロードの質問を外し、写真は別ルート(メール等)で受け取る運用も選択肢になります。
回答の管理方法(スプレッドシートとの連携)
- フォームの回答をスプレッドシートにリンクする設定を行う
- 回答一覧に「対応状況」「担当者」の列を追加する
- 緊急度の列でソート・フィルタをかけて優先度の高い依頼から確認する
- 条件付き書式を使って「至急」の依頼を目立つ色で表示する
例:緊急度が「至急」の行を赤色で表示するよう設定しておくと、対応漏れを防ぎやすくなります。
緊急度に応じた対応フローの例
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緊急度 |
具体例 |
対応目安 |
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至急 |
水漏れ・鍵の破損・ガス臭など |
当日中に一次対応 |
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早めに |
エアコンの不具合、給湯器の不調など |
数日以内に対応 |
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急がない |
網戸の破れ、備品の交換など |
定期訪問時にまとめて対応 |
フォーム設置後の運用ポイント
入居者への周知方法
入居時の案内資料や掲示物にフォームのURL・QRコードを掲載し、電話以外の受付手段があることを周知します。
管理会社側の確認フロー
回答が届いたら、まず緊急度と故障箇所を確認し、至急対応が必要な案件から優先して連絡します。
業者への連携方法
スプレッドシートの内容をそのまま修繕業者に共有することで、聞き取り直しの手間を減らせます。
まとめ
修繕依頼フォームをGoogleフォームで作成することで、物件名・部屋番号・故障箇所・写真・緊急度といった必要な情報を、決まった形式で受け付けられるようになります。ファイルアップロードを使う場合はログインが必要になる点に注意しつつ、回答をスプレッドシートで管理することで、対応漏れの防止や業者への情報連携もスムーズになります。
参考:Google公式情報
主に活用したGWSツール
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